蕎麦蒔き

農楽塾の行事、農業体験の一環として蕎麦蒔きを行いました。

日程
8月6日(日曜)
午前9時30分 旅館小松屋集合
9時45分 種まき予定地に移動(天山文庫下)
種まき
10時45分 種まき終了
11時00分 千翁川で魚すくい
12時00分 終了
昼食:おにぎり、豚汁



蕎麦蒔き体験

蕎麦蒔き指導 蕎麦蒔き指導中 井出茂さん
蕎麦の種は雨を嫌う為、梅雨の長雨で1週間延長した蕎麦蒔き。ヨシノリさんより指導を受けます。
ヨシノリさんの説明:
「蕎麦は4日で芽が出て、蒔いてから50日くらいで収穫が可能となります。手刈りで収穫する場合は50日で刈り始めますが、川内村ではコンバインによる刈り取りを行っているので、蕎麦の葉が落ちてからになります。蕎麦の葉でコンバインが目詰まりをおこす為です。そのため、蕎麦の実のこぼれ種が多くなり、翌年、生えてきます。蕎麦の根は(稲より)弱いので、手刈りすると根まで抜けてきてしまいます。ですから手刈りは難しい。川内の夏蕎麦は皮が厚く、食味が悪いとされているので、秋蕎麦だけをつくっています。」
蕎麦の種を計量 おばあちゃんと蕎麦蒔き 蕎麦蒔き
1反歩に5kgの蕎麦を蒔きます。手蒔きの場合、6〜7kgくらいで蒔きます。均等に蒔けないので、すこしつまんで大きくふりまわすようにして蒔きます。 今回二度目の蕎麦蒔きになる人は、さすがに蒔き方が上達していますね。不足せず、余りもせずに蕎麦を蒔いていきます。
蕎麦蒔き 足が熱い トラクタで覆土
炎天下の蕎麦蒔きとなり、足がやけついてくるので、足を水路に浸すとなんともいえない爽快な気分。子どもたちはカエルに夢中です。最後に覆土をして、蕎麦を鳥などに食べられないようにして作業終了です。トラクタで走って土をかけていきますが、深いところにある蕎麦の種も浅いところにあるのも、同じ時期に芽がでるのだそうです。芽の出方を調整しているのでしょうか。

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