川内うどん

川内うどんの試作

ひとめぼれ・ふくみらい・まなむすめ

ふくみらい・まなむすめ・ひとめぼれ

川内ブランド・川内高原うどんを商品化

かつては、川内村でも農家個々に小麦を作付けして「うどん」を打ち、自家消費を行っていました。近年全国的に良質のうどんが出回ったこと、コスト的に安値で購入できることからここ40年間は小麦作付けの実績がありません。カエルの学校では、「川内高原うどん(仮名)」の商品化に取り組みます。

本年度は試験栽培を行い、さらに収穫した小麦粉でうどん打ちを行って商品化の研究をしていきます。この「川内高原うどん」は昨年度の「食」のシンポジュウムの中で「小麦、エゴマ、菜種、大豆」部会の立ち上げの中から参加者の実践の中から出てきたアイデアです。

ほかにもエゴマ、大豆、菜種を原材料とした特産品の開発にも取り組みます。またこのシンポジュウムの中からは「水稲部会」も立ち上がりましたので、主に「黒米」を核とした特産品作りの啓蒙活動と「くろまい酒」の試作品作りを予定しています。

安全・安心な食への関心の高まり・地産地消

食のシンポジュウムにおいて、今後の村農業と振興策を語る会の中で強力な提案のあった「川内高原うどん」を川内ブランドとして商品化を目指します。

農楽塾、及びきのこ講習会の情報をインターネットで情報公開したことで、村内外からのアクセス等多くの反響がありました。 地域振興策としての川内ブランド・特産品づくりの中で、今後の活動を情報公開し、広くアピールしていきます。情報を公開することで、地域のイメージアップ、交流の増加、地域の活性化につながります。

他地域にない、川内村独自の特産品開発を先駆的に行うべく、今年度は作物の試験栽培と調査研究を主に実施していきます。地元農家、専門家が中心となって、今後も事業を継続して行えるような体制作りもめざしていきます。